戦国時代の侍に城の「石垣」はどう見えていたのか?

教養として役立つ「日本の城」(2)
2019.12.4(水) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
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名古屋城 撮影/西股総生
写真1:全て人力で築造された大坂城の堀と石垣。攻めてくる敵がいないのなら、こんなご大層なものをこしらえる必要はない。撮影/西股総生
写真2:駿府城(静岡県)。堀と石垣で囲まれた中に静岡県庁が建っているが、これは城が使われなくなった後で、城内に県庁を建てたため。 撮影/西股総生
写真3:雨の清洲城跡(愛知県)に立つ織田信長の銅像。今川義元に挑んだ桶狭間合戦のときも、こんな感じだったか。この頃の信長は、数千の兵を率いるローカル武将にすぎなかった。 撮影/西股総生
写真4:安土城(滋賀県)。信長が全国統一の拠点として築いた壮麗な城も本能寺の変で兵火にかかり、今は廃墟となって石垣のみが累々と残る。 撮影/西股総生
写真5:福山城(広島県)の石垣。福山駅を降りると、目の前にこの石垣がある。ボルダリングの得意な人なら登れちゃう? でも、決して実験しないように!
写真6:江戸城。本丸の北側、北拮橋(はねばし)門あたりの石垣。このあたりの石垣は、実は全国でも屈指の立派なもの。都心の真ん中でこれだけの石垣を拝めるのは、城好きにはたまらないことだ。 撮影/西股総生
おまけ:駿府城のある静岡は、最後の将軍・徳川慶喜が余生を送った地。その跡地が浮月楼という結婚式場兼レストランになっているので、城へ行ったついでにランチしてみた。お、こんなところに葵のご紋が。撮影/西股総生

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