私たちはなぜ眠る? 動物共通の根源的な問いに迫る 働く人1000人規模の睡眠調査へのチャレンジ 2018.5.18(金) 西原 潔 フォロー フォロー中 医療 生物学 健康 学術 シェア88 Tweet この写真の記事へ戻る 私たちが眠る理由を解き明かしたい。 柳沢正史(やなぎさわ・まさし)氏。1960年東京生まれ。筑波大学医学専門学群・大学院医学研究科博士課程修了。31歳で渡米し、テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。2010年に内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)に採択されたことを受けて、母校である筑波大学に研究室を開設。2012年より文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授、現在に至る。 フォワードジェネティクスの流れ(左)。調べたい遺伝子の目星が付いているときはリバースジェネティクス(右)が効率的だが、今回のようにフォワードジェネティクスを用いることで、思いもよらないような遺伝子にたどり着けることもある。 拡大画像表示 柳沢氏は筑波大学の近くに住み、ほぼ毎日自転車で通勤している。通勤時間は片道6分。睡眠時間の確保を自ら実践している。