ボーイング787より進んだロシアのカーボン製主翼

西側専門家を驚愕させた新型旅客機「MS-21」の技術的優位性
2016.2.17(水) 渡邊 光太郎 follow フォロー help フォロー中
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「MS-21」の完成予想図。最も売れているサイズの旅客機であるボーイング737やエアバスA320と同じクラスの旅客機であり、主翼や尾翼にカーボンを使用した意欲作である(イルクート社提供)
アエロコンポジットウリヤノフスク社で完成した新型旅客機MS-21のカーボン製主翼。
製造が進むMS-21。2016年末までの初飛行を目指し、初号機の製造が進んでいる(イルクート社提供)
MS-21の主翼製造を担当するアエロコンポジットウリヤノフスク社の製造ライン。自動で炭素繊維の束を積層している場面。積層装置はスペインのMTorres社製。最新の設備の並ぶ自動化ラインは世界的に見ても立派なものであり、最新の製法で製造しているアエロコンポジットウリヤノフスク社の現場を見た航空関係者は一様に深い感銘を受ける(イルクート社提供)
完成したMS-21カーボン主翼の外板。塗装前の状態で、黒いカーボンで出来ていることがよく分かる写真である。主要材料である炭素繊維は輸入である(イルクート社提供)

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