金子希代子氏。帝京大学薬学部医薬化学講座臨床分析学研究室教授。博士(薬学)。東京大学大学院薬学系研究科生命薬学(薬品代謝化学)修士課程修了後、帝京大学医学部第二内科学教室助手に。同学部講師を経て、2003年に帝京大学薬学部に移籍、2006年4月教授に。2012年4月より現職。専門分野は分析化学で、機器分析を用いたプリン代謝研究や、尿路結石の生成機序に関する研究をしている。日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改訂委員会の「高尿酸血症・痛風のガイドライン(第2版)」(2012年追補)では、改訂委員をつとめる。2008年、日本痛風・核酸代謝学会賞受賞。2009年、日本尿路結石症学会奨励賞受賞。
食品中のプリン体含有量。とりわけ含有量の多い食品
(参考:女子栄養大学出版部「日本食品標準成分表2015」、日本痛風・核酸代謝学会「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」、金子希代子教授調査データをもとに筆者作成)
アルコール飲料100ミリリットル中のプリン体含有量(単位はミリグラム)。主なものを抜粋 (参考:金子教授の2006年の調査データを参考に筆者作成)