1台100万円以上のモデルも 日本進出を目指す超高級スキー板メーカー 妥協なき素材選びと職人の手作りで、良いものを長く使う人に愛される「zai」 2015.2.26(木) 岩澤 里美 フォロー フォロー中 シェア85 Tweet この写真の記事へ戻る 個性的な形状のlaisaは、深く積もった雪の上で快適に走ってみたいというジャコメット氏の思いから生まれた。「少し削って、また少しと形を作っていっ たらこのデザインになりました。格好よくないと言われることもありますが、試乗したお客さんは、この形だからこそ上手く滑れるんですね!と驚きますよ」 (写真提供:zai AG) (左)ザイのスキーはメンテナンスによって新品同様になる。(右)メンテナンス前は傷だらけだった。「落としても傷がついてもいいから、気にせず使ってくださいと頼んで、雪山の救助隊に使ってもらいました。ここまできれいになるんです」とジャコメット氏 ジャコメット氏は片麻岩を使った板の断面を見せてくれた。「絶対に折れないスキーです」とのこと。 片麻岩とは広域変成作用によって生じた粗粒または中粒で完晶質の変成岩。異なる鉱物からなる明色層と暗色層とが交互に重なり縞状構造になる(参考:三省堂大辞林) 上から5モデルが主要製品。売れ筋はフェルト製「scadin」と片麻岩製「spada」。残りは特別版(写真提供:zai AG) 拡大画像表示