Fig.1 ヴァーグナーの創意を生かした、バイロイト祝祭劇場と筆者との新演出創成を目指しての基礎研究プロジェクト・演奏収録模様。「神々の黄昏」第三幕(ブリュンヒルデ:ハイケ・レーラー)
Fig.2 バイロイト祝祭劇場のオーケストラピットを覆うカバー。客席から楽劇の筋立てと無関係な演奏の模様は見えない、この特異な「見えないオーケストラピット」は「神秘の奈落Mistischer Abgrund」と呼ばれている。
Fig. 3 指揮台や弦楽器席を最上段に、奥に行くほど深く低くなってゆく、バイロイト祝祭劇場の階段状「見えないオーケストラピット」神秘の奈落。
Fig.4 作曲者ヴァーグナーの意図を生かした「トリスタンとイゾルデ」冒頭、水夫の歌の歌唱方向の変化。こうしたこまやかな神経と血管が張り巡らされた演奏が求められています。
Fig.5 バイロイト祝祭劇場での実地検証。舞台上高所での様々な方向に向けての歌唱と劇場の響きを、建築音響の技術なども併用して収録解析、理想の演奏を私たちは求め続けていきます。壇上は筆者とテノール:マイケル・オースティン。