設立18年、障害者たちの商品「tät-tat」が売れ筋 社会起業家のデザイナー夫婦の熱意が社会を変える 2012.8.22(水) 岩澤 里美 フォロー フォロー中 Tweet この写真の記事へ戻る シンプルで愛らしいのがtät-tat商品の特徴。主材料の紙に加えて、今夏からは新しい素材の皮に挑戦を始めた。自転車の古い部品を使った輪ゴムや栓抜きなどリサイクル製品も手掛ける。写真のボトル飾り「weinhüllen」は日本でも販売、3色組が約980円、全5色組が約1200円(写真©tät-tat) tät-tatはすでに多数の受賞歴がある。毛玉で留めてある100枚メモパッド「zupf pompon」は、賞の中の賞と言われ国際的に名高いドイツ連邦デザイン賞 Designpreis Deutschland に2011年にノミネートされた。全6色、各約700円(写真©tät-tat) 昆虫の細かな裁断も障害者たちの手による。その方法に興味がわくが「それは企業秘密です」とブリギットさんはニッコリ。3個組で左が約1070円、右が約980円(写真©tät-tat) 商品によって工程は様々あり、障害者たちは自分でやってみたい仕事を選べる(写真©Heimstätten Wil) 知的障害者・精神障害者施設 Heimstätten Wil に、昨年できた2つ目の作業場。同施設に出入りするのを人に見られたくない人もいるため配慮して、第1作業場がある同施設とは距離を離した(写真©Heimstätten Wil) tät-tatでは製品に万全を尽くしている。例えばモビール「circula」はこうして2週間吊るして、糊がはがれた個所を接着し直している。「circula」は全3色で各約1700円(写真©tät-tat) 知的障害者施設 Heimstätten Wil がつくったデコレーションショップPräsentでも、tät-tat製品を販売。緑色のネットに飾られた大きな毛玉のついたクリップ「pompon-büroklammern」(写真左手)もtät-tat。Präsentでは障害者らが店員としても働く(写真©Heimstätten Wil)