文=酒井政人 

2022年11月6日、第44回全日本大学駅伝、3区を走る石原翔太郎(東海大) 写真=SportsPressJP/アフロ

今年は6月17日(土)に開催

 関東甲信地方も梅雨に入ったが、このジメジメした時期に〝伊勢路をめぐる戦い〟が待ち構えている。今年は6月17日(土)に相模原ギオンスタジアムで全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会が行われるのだ。前回の本大会で8位以内に入った駒大、國學院大、青学大、順大、創価大、早大、中大、東洋大はシード権を獲得しており、その他の大学が残りの関東枠「7」を目指して激突することになる。

 選考会にはエントリーした大学のうち10000m8人の合計タイム上位20校が参加できる。出場校は以下の通りだ(10000mのタイム順)。

1東海大
2中央学院大
3明治大
4神奈川大
5東京国際大
6大東文化大
7城西大
8帝京大
9立教大
10日本体育大
11法政大
12日本大
13山梨学院大
14東京農業大
15駿河台大
16麗澤大
17国士舘大
18専修大
19芝浦工業大
20亜細亜大

 選考方法は10000mレースを4組実施して、ひと組各校2人が出走。8人の合計タイムで争われる。選考会当日は最高気温が30度近く上がる予報になっており、1~3組はスローペースになる可能性が高い。一方で、前回と同じ最多タイの10校が留学生(全員がケニア人)を登録しており、最終4組は高速レースになるだろう。

 例年、通過ラインと次点の差はわずかで、前回は日大と城西大が40秒差で明暗をわけた。今回、通過を果たす7校はどこなのか。ズバリ、予想してみたい。