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テクノロジー
2017.01.11

マイクロチップはペットに有効? 日本獣医師会に聞いてみた
IoT社会でペットの暮らしはどう変わるのか

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月平均20件! 行方不明のペットをマイクロチップ装着で発見

日本では地震などの災害時に行方不明になった犬、猫が保護され、マイクロチップが装着されていたことで、発見されたという例が少なくない。ここ数年で装着率が増えているのも、首輪や名札のように脱落しないので、万一への備えという理由が多いのかもしれない。

他にも、旅行先ではぐれた犬や自宅から脱走して帰れなくなった猫など、「月平均20件ほど」が飼い主のもとに無事帰っているのだ。

さらには近年のペットの高額化によって、人気種や希少種は盗難の被害に遭遇することも少なくない。その際もマイクロチップが装着されていれば、確実に自分のペットであることを証明できるのだ。ペットブームであるがゆえの自己防衛策になる。

現状では迷子札としての機能のみではあるが、将来的にソフトが充実すれば畜犬登録、狂犬病、ワクチン接種などの登録管理も全国共有ができるだろう。

「現実的な話ではないですが、もし先の未来、道路にセンサーなどのゲートができれば、通過の際マイクロチップを読み取って、行方不明のペットが今どこにいるか、わかるようになるかもしれませんね」(中村氏)

現在、国内の動物に関する法律や許認可、登録は、各省庁や自治体などに分散されているため、なかなか整合性が取れず統一した管理システムになりにくい。

ペット税の話が出るなら、動物省を新設し法律や許認可、情報、管理を統一、一本化して、もっとマイクロチップを有効利用して欲しいものである。

これは、ペットのマイクロチップの話だが、未来には人間にマイクロチップを埋め込んで生活する社会があるかもしれない。

マイクロチップの個人情報でドアの開閉の許可や、パソコンのパスワードとして使用することはすでに実験されているが、ある程度離れた場所からでも情報を読み取ることができるRFID(radio frequency identifier)マイクロチップが実用化されれば、手のひらに埋め込むことで、クレジットカード情報を使い、ショッピングもできる。

JR東日本のSuicaなどのように、手のひらをかざすだけで改札を通過する事も遠くない未来にできるだろう。マイクロチップは、IoT社会でどんな使われ方をしていくのか、楽しみなシステムである。

取材/公益社団法人 日本獣医師会

JBPRESS

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