「地方税」と聞いて、まずどんな税を思い浮かべるでしょうか。 住んでいる自治体に納める住民税、毎年支払う自動車税などの車体課税、タバコ代に含まれるたばこ税、温泉地のホテルで支払いが生じる入湯税……。さまざまありますが、これらはみな「地方税法」で徴収や使途が定められています。 一方、都道府県や市町村といった地方公共団体には「地方税法に定められた税以外に、新たな税を新設できる」(全国知事会)という権利があります。この権利に基づき、地方公共団体が条例で新設する税が「法定外税」です。一般的な税と同じように、使途を定めない「普通税」と、当初から使途を限定する「目的税」に分けられ、使い道そのものも地方団体が自
地方自治体が独自に導入できる税金、「法定外税」って?オーバーツーリズム対策で宿泊税の導入検討相次ぐ
【やさしく解説】法定外税とは
2025.3.14(金)
フロントラインプレス
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