非常時のウクライナに暮らす人々、疲弊はしてもロシアに屈しない強靭な生活力

ウクライナ最前線レポート(第7回)
2024.2.7(水) 高世 仁 follow フォロー help フォロー中
ロシアヨーロッパ
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キーウの歩道に破壊されたロシア軍の軍用車両が陳列されている。キーウはいまもひんぱんにロシア軍からミサイルやドローンで攻撃を受け続けている(筆者撮影)
フリーマーケット。店を出しているのは高齢者が多い(クラマトルスク市、筆者撮影)
フリーマーケットには家庭で不要になったものが並ぶが、専門の中古品卸業者から仕入れたものを持ち込む人もいる(筆者撮影)
フリーマーケットで会ったナジェルナさん。幼稚園で働いていたが、園児らが町からいなくなって職を失ったという(筆者撮影)
ナジェルナさんの夫。やはり戦争で失業したという。「この戦争はどうなりますか?」と聞くと「もちろん勝利する!」と笑顔で答えた(筆者撮影)
フリーマーケットの近くの集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃で瓦礫と化していた(筆者撮影)
物乞いの男性。義足は戦争によるものだろうか(南部のザポリージャ市、筆者撮影)
空襲用シェルター。警報が鳴っても誰も利用しなかった(クラマトルスク市、筆者撮影)
人気ポップス歌手のコンサートが引けて劇場から帰路につく人々。毎日オペラや演劇も上演されている(ザポリージャ市、筆者撮影)
首都キーウの街角で日向ぼっこする市民たち。2年前のロシア侵攻直後は道路に土嚢が積まれて交通が規制され、商店は軒並みシャッターを下ろしていたのが様変わりしている(筆者撮影)
ウクライナ東部で圧倒的な人気を誇る「FCシャフタール・ドネツク」(チームの公式ホームページより)
「アビスパ福岡」との試合はライブ中継された。多くの在日ウクライナ人も応援に駆けつけた。試合結果は2-2(公式ホームページより)
「アビスパ福岡」の選手と。「我々のゴールは、世界にウクライナの戦争を伝え、支援を得ることである」とウクライナ語で書かれている(公式ホームページより)
国際試合で獲得したメダルをオークションに出すアスリートは多い。東京パラリンピック競泳100m平泳ぎで金に輝いたエフヘニー・ボホダイコ(Ievgenii Bogodaiko)選手も金メダルを売却し全額を軍に寄付した。「軍に志願する若者を見ていると涙がこぼれ、私も何かせずにはいられませんでした」と言う(Fernando Frazão/Agência Brasil, CC BY 3.0 BR, ウィキメディア・コモンズ経由で)
兵役期間に上限をもうけよと要求する兵士の家族たち。戦争中は除隊が許されない(昨年12月、フランスの公共放送France24の英語ニュースより)
スタンダップ・コメディ(即興話芸)で人気急上昇のアーニャ・コチュグーラ。プーチンからNATO、国連までこき下ろし笑いを誘う。政府の汚職も格好のネタになる(Youtube「Підпільний LIVE」より)
「戦争は誰にとっても恐怖です。私にとっても」と書かれた国防省の掲示板。肖像写真はロシア軍と最前線で対峙する第93独立機械化旅団のパブロ・パリサ旅団長(筆者撮影)
27歳以上の男性は、「子どもを3人以上もつ父親」などの特例を除き、兵士として動員される可能性がある(首都キーウの公園にて、筆者撮影)

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