大井川鉄道がリアル「きかんしゃトーマス号」を走らせた理由と危機感

「SLを運転すれば客が来るような時代ではない」と名物広報の山本豊福さんは言う
2023.8.23(水) 池口 英司 follow フォロー help フォロー中
シェア106
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
大井川鉄道の蒸気機関車C11形227号機。現在は「きかんしゃトーマス号」に姿を変えて運転が続けられている(写真:池口英司、以下も)
大井川鉄道で30年にわたり広報を担当している山本豊福さん。近年は「名物広報」として、マスコミに取り上げられることも多い
大井川鉄道では1976年にSLの動態保存運転、すなわち蒸気機関車を実際に運転しながら保存する活動を始めた。全国で初めての取り組みだった
SLのほかに、近鉄で使われていた特急車両なども運転。生活列車でも社会的な意義を考慮している
「きかんしゃトーマス号」は子供や家族連れから絶大な人気を得ている
現在、大井川鉄道は5両のSLを保有している。写真のC10形はかつて岩手県宮古市などで運転された
新金谷駅には大井川鉄道の本社を併設している。木造の駅舎は登録有形文化財だ
新金谷駅前には、お土産物の売店や喫茶スペース、SLミュージアムが入った「プラザロコ」がある。館内には、小型SLや旧型車両を展示している

地域の写真

ここまできた、中小製造業の人手不足を補う技術がスゴイ…南部鉄器のベテラン職人の思考が詰まった「AI師匠」も誕生
奇観!山肌に鉄骨を組んだ工事用道路、「掘ったら崩れる」軟弱地盤に予定されたダム、3200億円かけ本日も工事中
“日本一美しい廃線跡”、旧国鉄倉吉線廃線跡の魅力とその知られざる歴史
【兵庫県知事選】市民派・稲村和美前尼崎市長が語る「斎藤元彦県政では混乱が続くだけ」
世界の新潮流:「観光する」から「食べる」に代わった旅の目的
【単独インタビュー】斎藤元彦・前兵庫県知事が自身の資質を語る「私は地位に固執するタイプではない」

本日の新着

一覧
「生成AIで仕事がなくなる」ってホント?未来を過度に恐れる必要はない理由
人手不足のウソ?(2)
今井 昭仁
【試乗レポート】「おぉ」思わず声が漏れるアストンマーティン「DB12」、100km走って納得した「かっしり」感
桃田 健史
元自衛隊幹部が解説、トランプ政権下でのアジアの安全保障
もしNATOが解体されたらどうなるか、アジア版NATOの可能性は?
矢野 義昭
エネルギーの脱ロシアを図るEUで人気を集めるロシア産天然ガス、いったいなぜ?
【土田陽介のユーラシアモニター】ロシア産ガスがEUに流入し続けるカラクリ
土田 陽介
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。