昆虫の「痛み」を考える

痛覚と感情の議論から、再構築が迫られる生命の倫理
2019.12.9(月) 水野 壮 follow フォロー help フォロー中
生物学
シェア23
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
昆虫が痛みを感じることはあるのだろうか。
クマバチを捕食するオオカマキリ。 Photo by masaki ikeda.
昆虫の脳のニューロン。 Photo by NICHD/N. Gupta, under CC BY 2.0.
昆虫の神経系(左)は、脊椎動物(右)と比べて背腹が反転した構造をしている。相同性の高い神経系どうしを線でつないでいる。
さまざまな動物と疼痛知覚。Sneddon, 2014のデータを元に筆者改変。表はあくまで大まかな傾向を示したものであり、各分類群に含まれるいくつかの動物で実験した結果に過ぎない(例えば、すべての昆虫種が痛みに逃避行動を示す、ということではない)。
拡大画像表示
鎌倉市建長寺の虫を弔う「虫塚」。看板の奥にクワガタムシの石像がある。

科学の写真

【南海トラフ地震は起きるのか⑥】西日本・九州・北陸・東北…本当に危ないのはどこ?熱移送説が明かす「地震の癖」
国家間対立が深刻な「COP」、どうなる気候変動対策…トランプ2.0で米国の排出量急増も
途上国と先進国の対立が先鋭化した「史上最低」のCOP29、化石燃料産出国の巻き返し開始で温暖化防止交渉は停滞
地球外生命は本当にいるのか?火星の地下、衛星タイタンにあるエタンとメタンの湖、金星上空50kmに広がる硫酸の雲も
ゴミ分別の意外な盲点!ペットボトルの口のリング、段ボールの巨大ホチキス…外すべきか否か
犯人は中性子?2024年7月に発生したテレビ朝日停波事件の真相

本日の新着

一覧
【有馬記念・展望】一年間しのぎを削ってきた一流馬たちの最終決戦場、数々のドラマが生まれた舞台で今年はどうなる
「あの日」の名馬伝説(12)
堀井 六郎
食用コオロギの養殖と商品開発を展開してきたベンチャー企業グリラス、自己破産を招いた本当の理由
SNSでの「炎上」か、「商売」よりも「研究」という姿勢が招いた結果なのか
内山 昭一
韓国・尹錫悦大統領が守り抜いてきた「愛妻」金建希夫人の背後まで迫ってきた司直の手
李 正宣
トランプ暗殺未遂「奇跡の一枚」だけじゃない、ピュリツァー賞写真家は「あの瞬間」をどう撮った?
2024年を振り返る:トランプ氏の「薄毛」に関心?構図にこだわる写真家魂【JBpressセレクション】
JBpress
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。