4カ所目だから意義がある重力波観測装置KAGRA 2ndステージに突入、最大の課題は「ノイズ」と「人手不足」? 2016.3.24(木) 島田 祥輔 フォロー フォロー中 研究開発 宇宙・物理 学術 シェア21 Tweet この写真の記事へ戻る KAGRA地下空洞の全体像。その中に、長さ3 kmの2本の腕を持つL字型構造をした重力波望遠鏡KAGRAが設置される。(提供:東京大学宇宙線研究所) 拡大画像表示 サファイア鏡を-253℃程度に冷却するためのクライオスタット装置。計4基が製造され、すべてKAGRA施設内に設置された。冷却装置としては、第2期完成時に稼働予定。(提供:東京大学宇宙線研究所/KEK) 川村静児氏。東京大学宇宙線研究所重力波推進室教授。理学博士。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。専門は重力波物理学。現在、KAGRAプロジェクトのサブプロジェクトマネージャーとして、KAGRAのコミッショニングの取りまとめを行っている。共著書に『21世紀の宇宙観測』がある。 KAGRAを坑外からリモートで監視・制御する制御室。岐阜県飛騨市神岡町東茂住にある東京大学宇宙線研究所重力波推進室のデータ収集解析棟内に構築。(提供:東京大学宇宙線研究所)