高額でも海外で飛ぶように売れる日本の伝統工芸品 パリのサンジェルマン・デ・プレ地区に誕生したギャラリー「L'Esprit D'Artisan(レスプリ・ダルチザン)」(筆者撮影、以下同) (画像1/10) パリのギャラリーに展示された、おひつ、風呂桶 (画像2/10) 中川木工芸」3代目、中川周士さん (画像3/10) 桶の技術から生まれるさまざまな作品が展示された (画像4/10) 2年にわたる試行錯誤を経て誕生したシャンパンクーラー。2010年から2年間は、ドン・ペリニョンとだけの独占契約。表面にドン・ペリニョンのロゴを記して納められた。それ以降は一般販売となったが、入手までに数カ月待ちという状態 (画像5/10) シャンパンクーラーは、無垢の檜、高野槇だけでなく、漆塗り、藍染めのものも試作している。ちなみに、パリのこのギャラリーでの無垢の檜のシャンパンクーラーの価格は850ユーロ(約11万円) (画像6/10) デンマークのデザイナーとコラボレーションした椅子。落ち着いた木肌は、神代杉そのものの色 (画像7/10) 作品だけでなく、日本からたくさんの道具を持参して展示。これがまたパリの人たちの注目を集めた (画像8/10) 左から、「MIWA」を主宰する佐藤武司さん、中川周士さん、ギャラリー「レスプリ・ダルチザン」の母体である「リンクアップ」代表取締役、今井雅敏さん。社名の枕言葉のように、今井さんの名刺に印字された「“売れる”をつくる」の文字が象徴的。「レスプリ・ダルチザン」ではジャンルも幅広く、近々では日本酒や味噌といったものも展開していゆく予定になっている。 (画像9/10) カンカンと威勢のいい音をたてて、かんなの刃を調整する中川さん。ギャラリーでは、実際に道具をあつかう様子を見せてくれた (画像10/10) 高額でも海外で飛ぶように売れる日本の伝統工芸品 この写真の記事を読む