オーレリー・ル・マレック(Aurélie Le Marec)さん。パリのギメ東洋美術館で年に6~7回風呂敷講座を開いている。Tシャツの風呂敷を抱えたウサギは、L'atelier du Furoshikiのロゴ。誕生日にお茶の先生からもらったウサギ柄の帛紗が嬉しかったこと、このウサギが月を運んでいるように見えること(月ウサギの伝説に絡めた)、このウサギのように自分も風呂敷を抱えてあちこち移動することという深い意味を込めている(撮影:すべて著者)
親子で参加。オーレリーさんの手元を見ながら、一生懸命にやってみる。オーレリーさんの経験では、年齢や性別で風呂敷のデザインの好みは別れるという。子どもは鯉、招き猫、ウサギなどの絵柄、女性は桜やリバーシブルタイプ、男性は落ち着きのある色合いを好む
L'atelier du Furoshikiのサイト(©L'atelier du Furoshiki)。オレンジ色の風呂敷の写真は、オーレリーさんの著書『Furoshiki L'art d'emballer avec du tissu』(2012年刊)。100ページ以上にわたり、いろいろな風呂敷の包み方を説明。仏語の風呂敷の解説書は非常に少なく、ほかに英語の本の仏語訳が出ているのみ。来年は、子ども向けの風呂敷のハウツー本を執筆したいと考えているという
参加者の様子を見つめるオーレリーさん。このちりめんの風呂敷は「美しくて、手ざわりも特別で好き」とお気に入りの一枚
熱心に取り組む男子。テクニックを覚えれば誰でも簡単に風呂敷を使える
ボールを包んでいるところ。風呂敷は包むものに合わせて変幻自在だ
ボトル2本を1枚の風呂敷で包んで。でき上がりに、みな満足そう