世界のIRの先駆者、ゲンティン・グループの創業者、故・林梧桐氏(右)。60歳を過ぎても、開発中のジャングル現場を訪れ、工夫たちとともにシャベルを握ったというほどの現場主義者。左は林梧桐氏の次男でグループ現会長の林国泰氏(写真提供:筆者、以下同)
クアラルンプール郊外にある標高2000メートルの熱帯の高原リゾート「ゲンティン・ハイランド(中国語:雲頂高原)」。その名の通り、“雲の上のカジノ”。100万年の太古の熱帯雨林に抱かれた高原リゾートには、何千という希少な動物や植物も生息する
下界から高原リゾートまでは、東南アジア最長のロープウエイ「スカイウェイ」が運行。空中散歩で、“雲の上”までエンジョイできる
ゲンティン・ハイランドに開設されている「ゲンティン・ギャラリー」。ジャングルを切り開いて造られたカジノのこれまでの写真やミニチュア模型=写真=が公開されている。50年前の壮大なプロジェクトの一端を垣間見ることができる
英国から独立後就任したマレーシアの初代首相を支え、歴代首相ら政界と太いパイプを築いたゲンティンの創業者、林氏。右は、マハティール元首相