遺灰を花火に混ぜてお別れする、英国の｢花火供養」

Heavens Above Fireworks社のホームページ。同社は起業した翌年の2005年に、国内のビジネス賞を2部門で受賞した。ペットの遺灰も受け付けている。花火供養の注文1回ごとに、チャリティー団体に寄付している ©Heavens Above Fireworks Limited（以下の画像もすべて同社提供）

川辺で、実際に花火供養を行っている様子。参列者たちが手前に見える（紹介ビデオ "Eddie's Spectacular Liverpool Farewell." 2012年2月18日より）

花火はオーダーメイド制。おおやけのイベントで見られるような、盛大な花火も注文できる。こうした大がかりな花火は約26万円からだという。打ち上げ数を少なくして約13万円からでも花火供養はできる。打ち上げ時間は最短で5分ほどだが、もっと長い時間にしたいという注文は多い（紹介ビデオ "A Grand Finale. A time to say goodbye." より）

花火供養の準備は常に入念に行う（紹介ビデオ "Dean's Ashes Dispersal Fireworks." 2010年2月12日より）

大がかりな供養は企画したくないけれど、自宅の庭で花火供養したい人には、遺灰ロケット花火セットを販売している。遺灰は同社が詰める。1本約9750円で、4本以上から購入できる。