世界最高峰の名誉は、棄てた後に価値が決まる
三ツ星レストランを閉じたフランス超有名シェフの転身（前編）
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オリヴィエ・ロランジェ氏
カンカールの海沿いの町並み。満潮時には、海水が防波堤のすぐそばのあたりまで来る
潮の干満を利用して行われる牡蠣の養殖
カンカールの教会の前の広場には、町のシンボルである牡蠣をテーマにした彫刻がある
教会のステンドグラスにも、海の町らしい絵柄が
オリヴィエ・ロランジェさんの生家であり、かつての三ツ星レストランでもあった「La Maison de Bricourt（ラ・メゾン・ドゥ・ブリクール）」
「メゾン・ドゥ・ブリクール」の玄関で迎えてくれたオリヴィエ・ロランジェ氏
かつて白いナプキンのかかったテーブルが並んでいた場所がいまは応接室に。庭の池で鴨が水遊びする様子は昔と変わっていない
レストランの時代を経た後、ふたたびオリヴィエさんの子供時代と同じ状態に家具が配置されたサロン
航海にまつわる数々の歴史を秘めた邸宅らしく、室内のそこここにそれを忍ばせるような調度が見られる
レストランの時代、客席だった空間で、スパイスの研究をするロランジェさん
緑に守られるようにして建つ「メゾン・ドゥ・ブリクール」
