スイスの超高級時計店Türlerは、一般人にもフレンドリー

Türlerはチューリヒ中央駅前付近にある。Breguet（ブレゲ）、Zenith（ゼニス）、A. Lange & Söhne（A. ランゲ＆ゾーネ）などの高級腕時計の販売を中心に、宝飾オーダーメイドも手がける（筆者撮影）

同店オリジナル腕時計Türler by Alessandro Mendini（テューラー・バイ・アレッサンドロ・メンディーニ）。こちらはダイヤモンドを500個以上埋め込んだタイプ。価格約676万円（写真提供Türler Uhren ＆ Juwelen、以下特記した以外も同社）

本店マネジャー、アンドレアス・コブラー（Andreas Kobler）氏。時計職人で宝石デザイナーでもあり自社モデル製作に携わる。1年以上探し求めたアレキサンドライト（光源によって色が変化する石）を配した最新作は、数カ月で完成予定（筆者撮影）

天文時計Türler Clockは複雑な5つの時計が一体となった趣向。1秒から何万年という歴史を刻む。ギネスブックも認定済み

Türler by Alessandro Mendiniは25種。素材の違いが実に豊かな表情を創出。左：群青色のラピスラズリ使いで約358万円　右：銀色のメテオライトが特徴で約566万円。メテオライトもコブラー氏がこだわり抜いた逸品

同じデザインでリング、ネクタイピンなども発売。一番手前のネックレスはゴールドとターコイズと135個のダイヤモンドの組み合わせで約144万円

1本限定のUnikat。金沢の蒔絵師、田村一舟氏がTürlerのために礼・智・信・義の漢字の文字盤を作り上げた。価格約434万円

桜デザインKirschblütenも田村氏の意匠。こちらは買い手があり入手不可

世界最大の腕時計・宝飾品フェア「BASELWORLD」は、今年3月も10万人以上の訪問者を記録した（筆者撮影）