知的障害者が人生を教えてくれる工場 日本理化学工業が成し遂げた本当の「偉業」とは 2011.8.10(水) 鶴岡 弘之 フォロー フォロー中 Tweet この写真の記事へ戻る 日本理化学工業・川崎工場のチョーク製造ラインの様子 大山泰弘会長。1932年東京生まれ。中央大学法学部卒業後、病身の父の後を継ぐべく日本理化学工業に入社し、専務として実質的に経営に携わる。74年に社長に就任(2008年に会長)。翌75年、川崎市に日本初の知的障害者多数雇用モデル工場を建設した。 粉が飛び散らない同社のダストレスチョーク。主原料は炭酸カルシウム。ホタテ貝殻を再利用したエコロジー商品である。 日本理化学工業の新開発商品「キットパス」。窓ガラスに描ける固形マーカー。パラフィンを主成分としており、濡れた布でさっと消せる。 『利他のすすめ』(大山泰弘著、WAVE出版、1400円、税別)