文=橋本優香 写真=松橋昌子
みなさん、年を追うごとに、「肌や体調の変化が出てきてくるのに、髪まで気をつけなければいけないの?」とげんなりする人も多いかと思います。
現在63歳ですが、私も40〜50代のときは悩みました。でも、どうせヘアカットするならば、似合わない髪型で過ごすのではなく、「自分に似合った髪型を知って、さらに自然な若返り効果があればいいな」と思ったのです。年齢とともにたるみやシワなど老化が顕著に肌に出てくるため、髪をうまく利用して、いつまでも若々しくいませんか? そのために私が少しだけアドバイスをさせて頂こうと思います。
【MAYUMI提言1】
髪にもプロポーションがあると心得て。45歳を過ぎたら、“ボリュームをやや高め”と設定しましょう
からだにもプロポーションがあるように、髪型にもその人なりのプロポーションがあります。たとえば、ファッションならばハイウエストでプロポーションがよく見えるように、45歳を過ぎたら、今よりもボリュームを“やや高め”に設定することが重要です。
では“ボリュームを高めにする”とは何でしょう。男性の場合は頭の後頭部(絶壁部分)、女性の場合は後頭部と合わせて、あごの延長線上に髪のボリュームを置くことが重要だということを、ヘアオーダーする際にヘアスタイリストさんに伝えましょう。