文=酒井政人

2月22日に〝新モンスター〟登場

 2010年にスイスで誕生したスポーツウェアブランドの「On(オン)」が日本で〝大躍進〟している。2022年4月に東京・原宿のキャットストリートに世界で2店舗目、アジア初の旗艦店となるOn Tokyo(オン・トーキョー)をオープンすると、インバウンドの顧客も多く来店。清水歓太(SUBARU)、佐藤圭汰(駒大)らOnのシューズを着用する選手の活躍もあり、最近は街中だけでなく、ランニングシーンでも目立つ存在になっているのだ。

 パフォーマンスシューズで人気の火付け役になったのが、2022年から発売している『Cloudmonster』だろう。世界特許技術のCloudTec®(ソールに搭載された筒状のパーツが収縮することで強い推薦力を生む)を搭載した厚底シューズで、モンスター級のクッショニングと高いエネルギーリターンがランナーたちを虜にしている。

 個性的なルックスと快適なライド感で人気の『Cloudmonster』から新たな仲間が登場した。同モデルを初めてアップデートした『Cloudmonster 2』だ。

『Cloudmonster 2』

 本作のCloudTec®ソールには密度の異なる二層構造のHelionTMスーパーフォームを採用して、最高レベルのクッション性を発揮。前足部にかけて厚く配置された上層フォームが高い反発力を維持しながら、下層部分のフォームでよりソフトなクッション性と衝撃吸収を実現している。また前作よりも軽量で反発性の高いナイロンミックス製のSpeedboard® が搭載され、アッパーにはリサイクルポリエステルを100%使用したエンジニアードメッシュにしたことで、ストレスのない履き心地に仕上がった。

 その結果、前作と比べて、汎用性が高くなり、より高いパフォーマンスが発揮できるようなったという。筆者も実際に着用してランニングをしたが、程よい硬さと反発力があって、気持ちよく走ることができた。定番の『Cloud』と比べて、足幅にゆとりがある印象なので、サイズには気を付けた方がいいかもしれない。

『Cloudmonster 2』は2月22日よりOn オフィシャルオンラインショップ、On Tokyoおよび全国の取扱店にて発売中。価格は2万1780円(税込)、カラーは6種類。自分好みのシューズが見つかるだろう。

 さらに今モデルのキャンペーンでは、科学的知見に基づいてランナーのために楽曲を制作。Onが提供するランニング・コミュニティのフィードバックを独自に取り入れて、ランナーへ走るためのエネルギーも与えている。ピカピカの新しいシューズを着用すれば、春のランニングがさらに楽しくなりそうだ。

 

期間限定オープンの『Energy Hub』も注目

『Energy Hub(エナジーハブ)』

 Onは科学、音楽、そしてランニングパフォーマンスを融合させた特別キャンペーンを実施。東京・日本橋の兜町にて、3月1~3日の期間限定でポップアップスペース『Energy Hub(エナジーハブ)』をオープンさせる。

 この『Energy Hub』は「ランナーがエネルギーを補給するための実験的な空間」がコンセプト。筆者は前日のメディアイベントに参加してきたが、ランニングの拠点というよりも、アートスペースを思わせるような空間にワクワクさせられた。

 開催期間中は、Onが科学的知見に基づいて制作したランナーのパフォーマンスを向上させる楽曲を聴くことができるだけでなく、『Cloudmonster 2』をはじめとする最新シューズやアパレルの試着もすることができる。地下一階では、ロンドンを拠点に活動するクリエイティブエージェンシー 「ASPEKT(アスペクト)」 (Curated for Runners) による展覧会も開催している。

 他にも様々なイベントを実施予定だ。日本橋の魅力を発見しながらのゆっくりランニング(3~5㎞)、ASPEKTメンバーたちが体験し、記録してきた世界のランカルチャーをテーマにしたトークイベント、2022年の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)で準優勝に輝いたSUBARU 陸上競技部による「フルマラソンの記録を伸ばすコツ」や「大会前の調整法」などをテーマにしたトークイベントもある。また東京マラソンが開催される3月3日には、カウベルで参加ランナーを応援するイベントも実施予定。夜にはアフターパーティもある。

 Onらしいオシャレな空間のなか、いろいろな角度から ランニング を堪能できる。お時間のある方は、『Energy Hub』に足を運んで、その世界観を体感してみてほしい。走ることへの様々な〝エネルギー〟をチャージできるはずだから。