8月1日にインテルが公表した4〜6月期の決算と合理化策は、米国市場を大きく揺さぶりました。 最終損益は16億1000万ドル(約2400億円)の赤字でした。最終赤字は2四半期連続のこと。1年前の2023年の4〜6月が14億8100万ドルの黒字だったことを考えると、損益の急速な悪化は明らかです。 売上高も伸び悩み、この4〜6月期は前年同期比1%減の128億3300万ドルに過ぎず、7〜9月期の売上高見通しも市場予測を大きく下回る125億〜135億ドルにとどまりました。 通期の売上高を比較すると、2023年3月期は3年前の3割減。大幅な落ち込みというほかはありません。 決算と同時に発表された合理化計画
「インテル・ショック」に見る半導体業界の盛衰…NVIDIA、TSMC、中国が生成AIで覇権争い、米政府の支援がカギに
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