「来年は新しい戦前になる」 昨年末、『徹子の部屋』に出演したタモリさんがこう発言しました。 たしかに、このところの我が国の動向を見ていると昭和への回帰が感じられます。一昨年の東京五輪、2025年の大阪万博は昭和時代の輝かしい記憶へのノスタルジーそのものです。さらに岸田政権が推進する「防衛費増大」「産めよ増やせよ」という施策にも昭和の空気を感じます。そんな気分から、次のような句が頭に浮かびました。 もちろん、中村草田男の「降る雪や 明治は遠く なりにけり」の名句をもじったものです。 昭和時代は戦争の暗さや悲しさがつきまとう半面、明るい希望に満ちた時期もありました。「高度経済成長期」と、昭和の終わり
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