九州に宇宙産業を、師匠と弟子の衛星開発ベンチャー

北部九州の力を結集した小型SAR衛星「イザナギ」(1)
2019.12.12(木) 林 公代 follow フォロー help フォロー中
ベンチャー・スタートアップ宇宙・物理製造業
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QPS研究所が開発するSAR衛星のイメージ。質量100㎏、本体は内径80㎝の正六角形。画像で衛星下部、直径3.6mの大きく開いたアンテナが特徴。(画像提供:QPS研究所)
大西俊輔氏は、九州大学大学院工学府航空宇宙工学専攻修了。佐賀県出身。学生時代に、八坂氏らの下で学び、全国で10以上の小型衛星開発に携わった。
八坂哲雄氏は東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了、工学博士。NTT研究所で国産初の通信衛星「さくら」のアンテナ開発に携わる。百数十の特許を申請するうち7割はアンテナ関連。喜寿を迎える今も「やりたいことがいっぱい」。
2号機の構造試験モデルの前で。北部九州宇宙クラスターの一社、オガワ機工では若い技術者が生き生きと働いていた。(詳細は次回)
祖父と孫ほど年の離れた2人だが、小型SAR衛星にかける思いは変わらない。
 JAXA新事業促進部の上村俊作氏は鹿児島県出身、九州大学卒業で九州への思い入れは強い。

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