ドリアン狂の中国に翻弄される東南アジア パーム油、ゴムから変更する農家続出、心配される環境破壊 2018.12.17(月) 末永 恵 フォロー フォロー中 中国 アジア・オセアニア 農林水産業 生活・趣味 シェア34 Tweet この写真の記事へ戻る マレーシアでは12月に入り、中国人観光客待望のドリアンシーズン到来。クアラルンプールで人気のリー兄弟が経営するドリアン露天には「中国人観光客だけでなく、在馬中国人も連日、押しかけているよ」とドリアン景気に期待する顔のリーさん(クアラルンプール、筆者撮影) タイやマレーシアなどでは、路上の青空露天で食するのが通とされる。地元の人は高嶺の花のムサンキングでなく、D24や田舎名産「カンポン(マレー語で農村や田舎)・ドリアン」が人気だ(筆者撮影) ドリアンの木は、高さ約15メートルほどで、果実はこのようにぶら下がりながら、大きく実る。5年ほどで収穫できるが、特にドリアンの最高品種「猫山王(ムサンキング)」などは、半年や一年で実るほかの熱帯果物と比較し、十分に熟成するのに10年から15年もの長い月日がかかる(筆者撮影、パハン州ラウブ)