ジャズ界でいま脚光を浴びている
クロード・ディアロさん(注:リンク先では音楽が流れます)。演奏と作曲に加えてマネージメントも精力的にこなしている。初来日したときから日本が好きでたまらないそうだ(写真提供:Nina Chen)
2015年5月初旬、スイスでジェシカ・ガーリカーさんとコンサートを開いた。2人の初CDのお披露目で、クロードさん作曲の曲も演奏した(筆者撮影)
「クロード・ディアロ・シチュエーション」は世界で演奏を続ける。「3人で旅すると必ず仰天させられる状況に出くわすんです。あるとき“またクロードのシチュエーションだ”と2人に言われて、これは面白いと思いました。この言葉は英・仏・独語に共通で覚えやすくていいですし」と名前の由来を説明。日本語でももちろん覚えやすい(写真提供:Claude Diallo)
「アメリカに行って、僕のジャズの世界は一気に広がりました」とクロードさん。偉大なミュージシャンたちともたくさん知り合った。テナー・サクソフォニストのアンディ・マギー(87歳)とは家族ぐるみのつきあいだそう(写真提供:Claude Diallo)
クロードさんのように、古いスタイルと新しい表現方法を巧みに合わせることができるジャズピアニストは少ない。「曲を聞くとストーリーが浮かんでくる」と評価した人がいるように、人間に興味があるクロードさんのメロディーには、人や動物など命あるものへの愛情が反映されているのも特徴(写真提供:Nina Chen)
「旅も大好き。旅をしながら音楽を奏でるのがライフワークです」。お好み焼きが大好物だそうで、「今回の日本滞在でも堪能します!」と愛嬌も見せるクロード・ディアロさん(写真提供:Benno Hunziker)