日本に憧れ、製品欲しがる極東ロシアの人々

大陸の西と東では見方、考え方が大違い
2010.9.2(木) 菅原 信夫 follow フォロー help フォロー中
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モスクワ資本がウラジオストクに大規模に導入された結果、繁華街のビルがまず改修されて、町がきれいになってゆく。これがまた新たな需要を呼んで、銀行、小売店などがモスクワから進出する。上方スパイラルの真っ只中にある
ウラジオでも佐川急便が宅急便サービスを開始したのか、と思ったほど、現地に溶け込む日本の中古車。ウラジオストクでは、日本の塗装をあえて消さないのが流儀とか
坂の多いウラジオでは、町を走る車の8割以上が日本車で占められる。特に4WD(全輪駆動)のSUVが多いのが特徴だ。最近では、ガソリンの価格が上がりつつあり、モスクワと変わらない。経済性の面でも、日本車は再評価されている。
グリーンコーナーの中古車店。個人から直接買い入れた車を顧客に販売するところが、業者間取引が多い日本の中古車市場との違いだ
中古車の向こうの丘の上に見えるのが建設機械の展示場
ウラジオ港のコンテナヤード。後背地が狭く、これ以上作業用地を広げられないのが宿命。このため、ナホトカの近郊、ヴォストチニーに広大なコンテナバースを建設し、これが現在極東ロシアで最大のコンテナ基地となっている
ヴォストチニー港。非常に広大だが、この写真のように、コンテナ量が少ないのが気になる
ルースキー島まで送ってくれたボート。よく見ると、これも日本から輸入された中古船、まだ東京都の登録番号が船名の左下に小さく書かれたままになっていた
中国人の姿が消えたウラジオストク郊外の海水浴場。週末の午後2時なのに人影はまばら。この後、夜にかけて人出が増える
なまこと並ぶ特産の赤貝
スーパーに並んでいるサントリーの「レッド」
町の至る所で見かける日本製品。正規輸入品かどうかに関係なく、日本製であることが大切
金角湾を渡る吊り橋の建設現場。ここにつながるトンネルの工事も同時並行で進んでいた。工事を受注したのは日本企業である

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