ガウディも顔負け? スイスの奇想天外な彫刻公園
生前のブルーノ・ヴェーバー氏。テレビのトーク番組では「初めはこんな公園を作ろうなんていう気持ちはまったくなかったのです!」と語っていた。「水の庭園」の完成を見ることなく80歳で他界した(©Martin Schwarz)
(画像1/10)
ブルーノ・ヴェーバー氏が生前に手掛けていた大プロジェクト「水の庭園」は、2012年に完成した。写真左の庭園を囲む巨大な「羽が生えた犬」は長さ105メートル、展望台になっている(©Bruno Weber Park)
(画像2/10)
階段状になっている「ヘビの橋」。奥にももう1つ、滑り台状の「ヘビの橋」があり、子どもたちに喜ばれている(©Bruno Weber Park)
(画像3/10)
ヴェーバー一家が使っていたダイニングルームが公開されている。左手奥の扉がついた像は食器棚、なんとも愉快だ(筆者撮影、以下同) 拡大画像表示
(画像4/10)
敷地内の住居兼アトリエは、信じられないくらいの手の込みようだ。高さ25メートル。双子の娘たちが作った箇所もあり、バルコニーのオレンジや黄色のパターン画もその1つ。ここには現在も、夫人のマリア・アンナ・ヴェーバーさんが住んでいる
(画像5/10)
初期の彫刻。(右奥)グレーの巨大ネコは尻尾部が階段で上部まで上れる。頭部には今も機能する冷蔵庫を装備。(手前)モザイクの「風鳥(極楽鳥)のテーブルに鳥の足型の椅子」で食事ができる。すぐ隣にはバーベキュー用の網を取り付けた鳥の像がある。愛嬌たっぷりの作品群 拡大画像表示
(画像6/10)
高さ23メートル、重さ180トンの巨大フクロウ。ヴェーバー氏は階段で上まで上って、お茶を飲みながら景色を堪能していた
拡大画像表示
(画像7/10)
ヴェーバー氏の彫刻は型取りをするのが特徴。型を使えば同じ形を何個でも作ることができる。(右)ゾウの型。(左)その型を使って作った「ゾウ」。型取りのおかげで、園内にあるヴェーバー氏の彫刻の一部は買うことができる。販売中の作品はこちら(PDF)
(画像8/10)
「水の庭園」内にある、ホールの内部。一角には滝を表現した。天窓から降り注ぐ陽の光が、なんとも美しい。床の円型部もモザイクで、迷路になっている。ヴェーバー氏は「人生は直線のようには進まない」という考えをこの迷路に込めた
拡大画像表示
(画像9/10)
雄牛と雌牛が並んで立つ彫刻は、ヴェーバー氏の大のお気に入りだったという。上部のガラスの部屋から公園内を見渡して思考にふけっていたそうだ。ここには氏の遺骨が保管されている
拡大画像表示
(画像10/10)
ガウディも顔負け? スイスの奇想天外な彫刻公園
この写真の記事を読む

本日の新着

一覧
毛沢東や鄧小平の時代とは違う、強大国となった習近平時代の中国は「台湾」で妥協しない、その虎の尾をなぜ安易に…
【舛添直言】商売でやっている保守系雑誌の真似をして、威勢のいいことを言うのは政治家の仕事じゃない
舛添 要一
【原油ウォッチ】ウクライナの水上ドローンがロシアのタンカー攻撃、それでも「供給過剰」懸念で価格急落は近い?
藤 和彦
「広島県初の女性知事」に願う、男女格差を指摘せず男性年長者に逆らわぬ女性しか認められない社会にだけはどうか…
【どーしょーるん】「男は仕事、女は仕事と家事」の考え根強い広島、若い女性はどんどん他地域へ、この状況を女性知事は変えてくれるのか
宮崎 園子
大河ドラマ『べらぼう』大奥を動かした影の実力者・大崎とは何者か、「表は定信・奥は大崎」を解く
真山 知幸
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。