フランス人の心を躍らせた「羽衣」の舞

古城で演じられた能舞台とエレーヌ・ジョルジュの生涯
2013.7.30(火) 鈴木 春恵 follow フォロー help フォロー中
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能フェスティバルの会場になったフェール城(Château de Fère)中世の城の遺構を残しつつ、手前のほうの建物が現在では5つ星ホテル、レストランになっている(写真提供:フェール城)
敷地内から見た、城の遺構(筆者撮影、以下同)
「三保の松原」のある静岡から特別に運ばれた竹を使って、舞台がつくられた
古城と能舞台をつなぐ橋懸りをシテが進み来る
『羽衣』の舞台
野を渡る風が、装束を翻す
能フェスティバルを主催した「フェール城桜協会」代表、リシャール・ブリア氏。日本の正装、紋付袴を見事に着こなし、流暢な日本語で挨拶をした。彼はフェール城の城主であり、建築家。外国人として初めて、日本で建築士の資格を取得している。東日本大震災のあと、石巻市にコミュニティーハウス「心の家」を建設し、日仏交流に重要な役割を果たしている。自身の城を「日本文化を継続的に発信する施設」とし、敷地内にはすでに600本の桜の苗木を植え、大規模な日本庭園の実現を予定している
アートディレクションは、在仏の日本人芸術家、黒田 アキ氏(右)。中央は舞台美術を担当した辻 雄貴氏
2つ目の演目『土蜘蛛』。ダイナミックな舞台が、フランス人たちに大好評だった
ホテルレストランになっている建物の前庭で、公演の興奮を醒ます来場者たち
公演が終わったころ、古城の陰にゆっくりと日が落ちてゆく

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