画像出典:『マンガでやさしくわかる知識創造』

 

マンガでやさしくわかる知識創造』(日本能率協会マネジメントセンター )

 AIの普及により、多くの人間の仕事が取って代わられることが懸念され、近年は「ChatGPT」の登場で生成AIが脚光を浴びている。しかし、AIには「新しい知識(ナレッジ)を創り出すこと=知識創造」はできない。これができるのは人間だけだ。生身の身体を持ち、五感を使って経験から意識的に学べるからこそ、人間には知識創造が可能であり、生成AI隆盛の時代だからこそ、知識創造はビジネスパーソンの重要なスキルとなる。本連載では、『マンガでやさしくわかる知識創造』(西原〈廣瀬〉文乃著/藤沢涼生作画/日本能率協会マネジメントセンター)から内容の一部を抜粋・再編集。誰もがすぐに実践できる知識創造の考え方についてマンガを交えながら紹介する。

 第4回は、本連載のマンガの主人公・水上と後輩・ムラサメが再び登場。居酒屋で酌み交わしながら、「世界一おいしいつくねを作る職人」の例えで「知識創造理論」についてレクチャーするムラサメ。第1回での水上の取り組みに対する指摘の真意がついに明らかに・・・

<連載ラインアップ>
第1回 社内の課題を一発解決、若手経理部員がつくった“図書館”の役目とは?
第2回 なぜ、多くの人が「自分は知識を創っていない」と思い込んでしまうのか?
第3回 組織の中で知識を創り、共有することで生まれる3つの効果とは?
■第4回 なぜ、あの居酒屋チェーンの「つくね」は、どの店で食べてもおいしいのか?(本稿)
第5回 「ジャパンアズナンバーワン」 と賞された日本企業の強さの秘密は何だったのか
第6回 なぜ、業務を「見える化」してKPIで測ると、人は違和感を覚えるのか?
第7回 創造と蓄積をどう繰り返す? 知識創造理論の中心「SECIモデル」とは?

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