若者はどの程度転職しているのであろうか。パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」のデータによれば、2024年時点で学生アルバイトを除く20代の有業者(以下、この定義をもって「若者」とする)の転職経験率は約4割であった。転職経験者のうち転職回数が1回の若者は約6割、2回以上の若者が約4割となっている。 このように多くの若者が転職を経験しており、若者にとって転職はキャリアのなかで“ありふれた”選択肢となっている。 若者は転職を肯定的に捉えてもいる。先ほどの調査では、転職に対して「積極的にしていくほうがよいことだ(A)—できれば避けたほうがよいことだ(B)」という選択肢を提示し
若者が転職する本当の理由…経験者は20代の4割、自らキャリアを切り拓く「キラキラ感」とはほど遠い現実
働く若者のホンネ(1)
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