英語のライドシェアを直訳すれば「相乗り」です。日本では、同じ方向に向かう者同士が車に同乗する習慣はほとんどありませんが、欧米では早くからライドシェアが社会に受け入れられています。 例えば、米国では「カープール」の呼称で相乗りの習慣が定着。複数人が乗った車が優先走行できるカープール・レーンも整備されてきました。ラッシュ時の車両台数を減らし、渋滞緩和や大気汚染防止などにつなげる狙いです。 もっとも、いま話題になっているライドシェアは一般的な相乗りではなく、自家用車をタクシーとして利用することを前提とし、オンラインの配車プラットフォームを使ってタクシーの需給バランスを調整していく新スタイルのビジネス