世界で初めて人工衛星の打ち上げに成功したのは1957年、ソ連の「スプートニク」でした。世界初の有人月面着陸は1969年の米国の「アポロ11号」です。1950年代から70年代にかけて米ソの宇宙開発競争がしのぎを削っていたころ、両国に大きく後れを取りつつも日本の宇宙開発も幕を開けました。最初は東京大学生産技術研究所が手掛けた「ペンシル・ロケット」の発射実験だったとされています。 1955年、スプートニクが地球の周回軌道に乗る2年前のこと。東京・国分寺駅前の工場跡地で糸川英夫博士らのチームは、長さ23センチ、直径1.8センチの「ペンシル・ロケット」を開発し、水平方向への発射実験を試みました。長さ1.
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2024.2.8(木)
フロントラインプレス
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