>>エロティックなバー&ホテルの雰囲気を写真で見る 日本でも地域や建物の再開発をする際、その歴史的背景を生かすことがある。たとえば倉庫街や工場はレンガやむき出しの鉄骨といった武骨さをそのまま残し、洗練された都市部との差別化を図ったりする。 ただ、「娼婦街」や「娼館」の場合はどうだろう? ひた隠しにしたい「黒歴史」と考えられることが多いのではないだろうか。 そんな“常識”にとらわれず、黒歴史をあえて個性として売り出すことで成功している街が、ポルトガルの首都リスボンにある。そのユニークな試みを追ってみた。 ヨーロッパの南西端にあるポルトガルは、お隣のスペインと共に大航海時代を牽引(けんいん)してきた