マツダの真骨頂であるロータリーエンジンを搭載した「MX-30 Rotary-EV」に試乗した。 試乗の基点は、神奈川県横浜市神奈川区の「マツダR&D横浜」だ。ここは、広島に本社を持つマツダにとって、技術開発における首都圏の拠点であると同時に、報道陣向けの新車試乗会や技術説明会、またマツダファンが集うミーティングの場としても活用されている。 マツダR&D横浜に到着すると、試乗車の「MX-30 Rotary-EV」がズラリと並んでいた。遠目には、マイルドハイブリッドである通常の「MX-30」や「MX-30 EV MODEL」と大きくは変わらない。 詳しく見ると、ボディの後部や側面にRotary-E