「一生懸命頑張ったのに、今日何を完了できたんだろう……」 こんな思いを抱く人が1人でもいたら、その職場には「マルチタスク虫」が蔓延している可能性がある。「マルチタスク虫」のダメージは深刻だ。あれもこれも最優先で、現場は集中して仕事ができない。必然的に仕事の質が下がる。すると、手戻り、手直しが常態化し、ムダな飛び込みタスクが増え続ける。こなさなければいけない仕事は増えるばかりで、納期遅れも頻発する。 遅れを取り戻すために残業も増える。当然ながら、従業員満足度(ES)も下がり、退職者も増え、残ったメンバーのプレッシャーもきつくなり、メンタルを病む人も増えてくる。 マルチタスク虫の増殖が加速する原因は
会社の害虫図鑑(1)マルチタスク虫、「あれもこれも完璧にやれ」で職場麻痺
生息地:ダメ上司の周辺/特効薬:優先する仕事を決める「ルール」づくり
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