前回は、近年の大学において取り組まれつつある「教学IR」の最大の強みが、大学教育のプロセスと結果を「見える化」(数値化)することにより、従来はカンやコツといった経験則に頼ってきた感もある教育改善に関わる施策を、根拠(エビデンス)に基づいて進めることが可能となる点にあることを見た。今回は、IRの留意点について論じてみたい。
「教学IR」は万能か? 困難を極める大学教育の評価
「IR」は大学改革の切り札になるか(3)
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