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札幌管区気象台によると、北海道では4月15日に26.1度の気温が観測され、史上最も早い「夏日」になった。昨年の夏は日本列島が連日猛暑に見舞われたが、今年の暑さは昨年を上回ると予想する専門家もいる。政府は4月から、危険な暑さが予想される場合に熱中症の警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」の一段上の「熱中症特別警戒アラート」の運用を始めた。天気予報をチェックすることが身を守る上でも欠かせなくなる。天気予報を正しく理解するための基礎をクイズ形式でおさらいしてみよう。

(杉原健治:フリーライター)

■第1問■

 そもそも、ニュースなどでよく聞く「夏日」や「真夏日」とは、どのように定義されているのだろうか。

 (1)25度以上

 (2)30度以上

 (3)35度以上

 おそらく、多くの方は正解をご存知だろう。

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