米国は中国、ロシア、イラン、北朝鮮から成る危険な同盟に直面しているが、まとまりのある対応ができていない。「機能不全のために米国の力が不安定で頼りないものになっている。リスクを取りがちな独裁者に危険な賭けに出るよう促しているも同然で、壊滅的な結果を招きかねない」 こう米フォーリン・アフェアーズ誌への寄稿で論じた。 その翌日、米連邦議会はゲーツ氏の正しさを証明したかに見えた。 政府閉鎖の瀬戸際まで対立していた議員たちは9月30日、連邦政府を45日間開いておくためのつなぎ予算を成立させた。 これは一時しのぎの対策で、ウクライナへの追加的な軍事・経済援助が少なくとも一時的に停止される代償を伴った。 ま
まさに内憂外患、連邦議会のマヒで「機能不全の超大国」と化す米国
ウクライナ、台湾、イスラエル、戦争と紛争リスクで試される力
2023.10.18(水)
The Economist
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