同盟国イスラエルがイスラム組織ハマスから大規模な攻撃を受けたさなかの米国では今も権力の空白が続いている。 下院共和党は2回目の指名選挙で議長候補にドナルド・トランプ前大統領が推す過激派ジム・ジョーダン司法委員長(オハイオ州選出)を選んだが、週明けの下院本会議で217票を得て承認される保証はない。 10月13日午後(米東部時間)の時点で、55人がジョーダン氏に投票しないことが明らかになっている。 本会議で議長選出選を実施しても1月の二の舞になる公算大なのだ。無駄な「バーチャル・リアリティ」がキャピトルを徘徊し、時間が過ぎた。 それに反して、リアル・ワールドは風雲急を告げている。 バイデン政権は、
中東有事に駐イスラエル大使を任命できない米国、理由は人工中絶旅費問題
小田原評定続ける下院議長選、米外交に深刻な影響も
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