バイデン政権は、ウクライナの将来を決める重要な北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を7月11日に控えた7日、ウクライナにクラスター弾を供与すると発表した。 ウクライナの反転攻勢は、ロシア軍が進駐する北西部ハルキウ、ドネツク各州の拠点に張りめぐらされた強固な防衛態勢に阻まれて突破できずにいる。 攻撃に必要とされた5000から9000発の弾薬も底をついてきた。 そうした状況下でウクライナは、これまで米国にクラスター弾の供与を執拗に迫っていた。 バイデン政権は、ロシア侵攻から500日目の節目に「いろいろと問題のあるクラスター弾」*1(米軍事筋)を反転攻勢の切り札として切った。 米軍はベトナム戦争時に
米国のクラスター弾供与は反転攻勢の切り札か、お荷物の押し付けか
非人道国家・ロシアと同じ穴の狢になっていいのか
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