6月29日にIHIより防衛装備庁に「XF9-1」という戦闘機用エンジンが納入された。XF9-1は試作エンジンであるとはいえ、推力は15トンを超える。米国の「F-15」やロシアの「Su-35」といった世界の一線で活躍する戦闘機のエンジンと同等以上の出力を持つ。日本の航空産業史上、画期的なことである。