⑥テレワーク関連市場の拡大

 矢野経済研究所が発表したデータによると、国内ワークスタイル変革ソリューション市場規模は6.0%の成長率で推移、2022年度には5618億4000万円になると予測している。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1996

 この「国内ワークスタイル変革ソリューション市場」は、言い換えると「日本の働き方改革における課題を解決する市場」である。

 リポート本文には、「テレワーク」という言葉が多く登場し、『テレワーク利用における定着化や遠隔コミュニケーション強化、データ・ナレッジ共有を含めた支援サービスの需要が高まる』と記載されている。

⑦テレワークの露出度上昇中

 「21世紀「テレワーク」マスメディア露出状況」としいうグラフをご覧いただきたい。

 日経テレコンのデータベースに「テレワーク」という言葉がどれぐらい登場したかという数値を2000年から拾ったものだ。

 2013年までは、乱高下(?)を繰り返してきた「テレワーク」だが、「露出が多い」=「認知度が高まる」好循環にやっと入ったことが分かる。

●参考 JBpress『数字が証明! 「テレワーク」が注目を集める理由 ~これまでと違い完全に根づいた概念、企業が変わる大チャンス』(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53603)