1月18日、Amazon.co.jp(以下、Amazon)は同社が2017年11月に販売を開始したスマートスピーカー、「Amazon Echo」シリーズで利用できる「Alexaスキル」の2017年12月時点での人気ランキングを発表した。
Alexa(Amazon Alexa)とは、Amazon Echoシリーズに搭載されている音声認識AIアシスタント(以下、音声アシスタント)だ。音声アシスタントは言わば、スマートスピーカーの頭脳。「スキル」、もしくは「Action(以下、アクション)」と呼ばれるものはスマートフォンで言うところの「アプリ」にあたる。ざっくりと言えば「機能」、「できること」だ。
現在国内で販売されている主なスマートスピーカーには、AmazonのAlexa(アレクサ)、GoogleのGoogleアシスタント、LINEのClova(クローバ)というようにいずれかの会社が開発した音声アシスタントが搭載されている。
それぞれ微妙に機能が異なるが、Amazonでは他社サービスとの連携機能や個人開発者製の追加機能のことを「Alexaスキル」と呼んでいる(LINEはサードパーティ製機能を含めた機能全般をスキルと呼んでおり、Googleも機能全般をアクションと呼んでいる)。
音声検索や声でアラームをセットしたりといった「スマートスピーカーでできること」と聞いてパッと思いつくような機能は、どのスマートスピーカーでも購入時の状態ですぐに使える。
実際にAmazon Echoを購入した人は、それ以外にどんな追加機能を使っているのだろうか。冒頭に挙げたAlexaスキルのランキングを参照しながら、スマートスピーカーの機能や実際の使われ方を見てみよう。