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テクノロジー
2017.11.01

次世代コンビニで店員は消えるのか?
「Amazon Go」や「ファミマミライ」から見るコンビニの未来

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次世代コンビニ競争激化。音声認識を使った取り組みも

上記のようにローソンでは無人で会計を行えるような実証実験を行ったが、その他の大手コンビニでも次世代型と呼ばれている店舗が増えている。

今年の6月にファミリーマートが次世代型店舗「ファミマミライ」のコンセプトムービーを公開した。ファミリーマート、伊藤忠商事、LINEの3社が業務提携し、LINEのAIプラットフォーム「Clova」などを活用したものとなる。

 

コンセプトムービーの内容を見てみると、「あなたにオススメ ハムチーズたまごサンド」と表示されたり、外国人に対してAIが店内ディスプレイに英訳してくれたりする。

飲料コーナーにはキャンペーン商品が置いてある。最後の1本だ。それが手に取られて陳列棚に商品がなくなると、商品がオート補充される。そして、店員に追加注文を促す。会計ではバーコードを使わず、画像認識を用いて合計額を出し、支払い方法にはLINE Payが選択できるようだ。

このムービーはあくまでコンセプトなのでどこまで実用化できるか未定だが、近い将来実現しそうなことばかりで今後のコンビニの利便性向上に期待が膨らむ。

この「ファミマミライ」が「Amazon Go」のコンセプトムービーと異なるのは、商品の会計やおすすめ商品の紹介などは自動化されているものの、オペレーターが登場しているところ。

少子高齢化による労働力人口の減少で人手不足が深刻化している日本のサービス業では「Amazon Go」のように完全無人化が一つの答えになるかもしれない。しかし、コンビニはものを売るだけの場所ではないと考える人もいるのではないだろうか。

コンビニ店員は観光客に道案内をすることもあれば、トイレの場所を教えることもある。地方のコンビニに行くと、店員と雑談することを楽しみに来る常連客も見受けられる。

最近ではコンビニの中にイートインスペースを設けたり、女性専用の化粧室を設けたりして集客を行っている店舗も多く見かける。「Amazon Go」と「ファミマミライ」のように、店員が存在するかしないかといった観点の先にある“どのような付加価値をつけられるか”が、次世代コンビニ競争で勝ち残るポイントとなっていくだろう。

JBPRESS

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