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イノベーション
2017.10.07

50万円が数千万円に。投資家に聞くビットコインの現状
分裂騒動で見えてきた仮想通貨が抱えるリスクと普及に必要な条件

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ビットコインの分裂はどのような影響を及ぼしたのか

ビットコイン史上、最も大きなトラブルともいえる「ビットコイン分裂騒動」についても山岡氏に聞いた。

2017年8月1日より、既存のビットコインとは別に、新通貨「ビットコインキャッシュ」が誕生。ビットコインが2つに分裂するという異例の事態に、世界中が注目した。この分裂騒動の発端についても、様々な場所で解説されているが、要約すると「ビットコインの処理能力の拡張法をめぐり、2つの勢力に分かれた」というのが真相だという。

「ビットコインを使う人が多くなってきたことで、送金スピードが落ち始めるようになりました。今までは一瞬で送金できていたのが、1~2日かかったりしたんですね。その解決策をどうするかで揉めて、分裂騒動へと発展しました」

紆余曲折を経て分裂したものの、結局、8~9割の利用者は、元々のビットコインに残る形になった。これは、利用者が新規のソフトウエアでの取引を敬遠したためだろうと考えられている。そのせいか、分裂騒動後も大きな影響はなかったという。

「あくまで私個人の実感ではありますが、思ったほど価格が暴落することはありませんでした。多少の波こそあったものの、今現在すでに落ち着いている状態です。分裂前に慌ててビットコインを売った人もいましたが、正直その必要もなかったくらいだと思います」

このように語る山岡氏だが、今後、分裂による影響が出てくる可能性は否定できないと続ける。

「例えば、分裂した今も、完全に問題が解決したとはいえない状況です。今のビットコインがまた分裂する可能性もあります。また、今後ビットコインキャッシュや別の仮想通貨が普及する可能性もあります。なにが正解かはまだわからないとして言いようがありません」

JBPRESS

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