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イノベーション
2017.10.07

50万円が数千万円に。投資家に聞くビットコインの現状
分裂騒動で見えてきた仮想通貨が抱えるリスクと普及に必要な条件

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ビットコインを支えるブロックチェーンの存在

「予測不能の値動きやトラブルを敬遠して、ビットコインに手が出せない状態でいるという人は少なくありません。ビットコイン価格の相場は常に揺れ動いています。今のところ、状況にまだ変化の兆しは見られません」

価値が変わり続ける通貨ーー。それは、ビットコインが誕生したばかりの未成熟な通貨であることを意味している。生みの親であるSatoshi Nakamotoがビットコインに関する論文を発表したのが、2008年10月31日のこと。論文を評価した人物たちによりブラッシュアップを重ね、2009年1月9日に、バージョン0.1がリリースされ、誰もがビットコインの取引きに参加できるようになった。

「これだけの短期間のうちにビットコインシステムが構築されたのは、それだけ仮想通貨に需要があったからだと考えられます。仮想通貨の利便性を支持する人や自国の通貨よりも安全だと思う人、値上がりに期待を抱く投資家が世界中にいたということです」(山岡氏)

しかし、2010年にはシステムの脆弱性が狙われ、1840億BTC(BTCはビットコインの単位)が偽造されるという事件が発生。その後も、ハッキング被害やビットコインの盗難など、数々のトラブルに見舞われた。しかし、ビットコインは衰退することなく、年々取引金額を増やし続けてきた。

「なぜ廃れることがなかったのかというと、ビットコインを支えるシステム、『ブロックチェーン』の存在があったためです。ブロックチェーンとは、簡単にいうと低コストで非常に高セキュリティな記録保存技術です。ブロックチェーンに残された記録は、書き換えや改ざんされる恐れがなく、半永久的に残されます。これまでたくさんのトラブルが起きましたが、それらはあくまでビットコインの取引所や、投資家間で起きた問題です。ビットコインそのものの信頼性にはまったく関係していないので、それを理解している投資家などの利用者たちが、変わらず支持し続けてきました」

山岡氏自身、このブロックチェーンの概念に期待を抱き、2015年からビットコインでの積み立て投資を開始した。読みは当たり、資産価値は年々上昇。50万円から始めた投資が今や数千万の資産価値を持つようになった。山岡氏のように、ビットコインの信頼性を理解した投資家たちが、見事、巨額の富を得たのだ。

JBPRESS

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