クレディ・スイス プライベート・バンキング 日本の富裕層に、納得して安心できる資産運営を。

激動する世界経済から資産を守り、健全に次世代に引き継ぐにはどうすればいいのか?―――富裕層の多くが抱えるそんな悩みを、トータルにサポートする資産運営・運用サービスがある。スイスに発祥し、200年を超える歴史をもつプライベート・バンキングがそれだ。ここに登場するのは、世界中の富裕層が信頼を寄せるプライベート・バンキングを日本で展開する、クレディ・スイスのマネージング・ディレクター、谷淳也氏。プライベート・バンキングの真価を語る彼の言葉は、わが国の富裕層に大いなる示唆を与えてくれるに違いない。

プライベート・バンキング(PB)とは?

富裕層向け資産運用サービスとして「プライベート・バンキング」をしばしば耳にしますが、どのようなものか、ご説明いただけますか?

富裕層お客様の人生のパートナーとして「資産運営」をサポートするサービスです。

プライベート・バンキング(PB)は、富裕層の人生に寄り添って、資産運用を中心とした幅広いサポートを提供する金融サービスです。ただ資産を守り、殖やすだけでなく、お客様のご家族や事業のこと、たとえば相続や事業承継といったことも含めて、お客様の人生全体を世代を超えた長期的な視点からケアします。

写真:クレディ・スイス マネージングディレクター 谷淳也氏

クレディ・スイス
マネージングディレクター 谷淳也氏

別の言い方をすれば、単なる「資産の運用」を超えた「資産全体の運営」をサポートするサービスです。銀行や証券会社などの金融機関のリテール部門や事業法人部門が個別の金融商品の販売、すなわち「戦術」を提供するのだとすれば、富裕層の資産運営に関するすべての問題を視野に入れて人生の「戦略」の構築と実行までするのがPBであるともいえるでしょう。

また、最適な戦略を導き出すために、プライベート・バンキングは幅広い専門性とグローバルな情報網を駆使して、国内外の情勢を分析します。あわせてお客様との対話によって、個別の事情とニーズを把握します。その過程で築かれる世代を超えた長い信頼関係が、このサービスの基盤です。

PBサービスの発祥は、約200年前のヨーロッパにさかのぼります。当時から、絶えることのなかった戦争・革命などの政治的混乱、恐慌やインフレーションといった経済危機から、富裕層の資産を守ってきました。永世中立国であり、政情も貨幣価値も安定しているスイスは、中でも多くのプライベート・バンキングが本拠をおく“本場”です。顧客との信頼関係に支えられたPBの伝統が、この国には今も息づいています。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • next